NEWS 新在留資格への誤解、必ずしも「単純労働受け入れ」ではない(ダイヤモンド20181108)

在留資格・ビザ申請 届出済行政書士の佐々木健一事務所です。
しばらくぶりに、まともな記事を見ました。
批判的な意見の記事も悪くはないが、裏付けもせず、全くの推論の上、その後も検証せずただの当て推量のままと無責任極まりない記事が多いと感じていた。
この記事では、前半は今までにある記事と同じような政府案に批判的に見ているが、後半部分は提案もしており違いが伺える。何よりも関心なのは就労・生活する上「日本語」能力に触れていることである。日本語能力は、日本で就労するうえでも重要な武器となり、生活も安定するツールであるのは言うまでもない。このことは、新在留資格の大きな目玉にもなっているのだが、他のほとんどの記事が触れていないか、小さく取り上げているに過ぎないかった。結構、重要なことであるが、バカの1つ覚えのように「移民」だの「人権」だのと、在留資格そのものとは関係の薄い方が大きくなっている。
そういう記事は、単に政権、権力をただ単に批判しているだけで、読者や国民に誤解を与えるに過ぎないのではないだろうか。
色々な要素があり、また、立場も異なれば、要求やそれに対する意見も変わってくる。
記者は、出来る限りフラットな目と耳を持って、公平な口や手で表現して欲しいのである。
なぜなら、メディアを鵜呑みにして考えもしない方が多いからである。無関心よりも悪い影響を与えているかもしれない。