NEWS 6人部屋17人閉じ込め提訴 大阪、入管施設在り方争点に(KYODO)

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記事の内容は、
・時は、2018年、最大6人用の約20平方メートルの居室に収容者17人が24時間以上、不当に閉じ込められ苦痛を受けた。
・4人が計約300万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。

さらに、関係のないスリランカ人女性の件もついでにというか、実際には、こちらがメインで入管難民法改正案の成立断念につながった、入管施設での処遇の在り方が改めて問われそうだと締めくくっている。

この話は、私が伝え聞くところによると、不当に閉じ込められたというよりは、収容者が勝手にいろいろな部屋を行き来しており、管理者から注意されたのだが、無視しそのまま居続けたところを、外から鍵をかけられたということらしい。
このことは、取材をすればすぐにわかること。
記者は、真意を確かめることをしないのだろうか?
真相が分からないとしても、こういう側面があるということも報道すべきだと思う。
少なくとも、スリランカ女性の事件を同一上に語ることも良くないと思う。命を絶たれた方と、閉じ込められたことはかなり違いがある。
また、収容されている人は少なからず、何かしらの法を犯している、疑われていることも重要なことである。いつも、記者は触れていない。
人権問題もあるとは思うが、記者は公平に報道すべきである。
そして、何よりも収容されていない、法を守り、正当に申請をして日本に来ている外国人の方が多いことも忘れてはならないのだ。
日本が難民に対し、厳しい国ということであれば、なぜに日本を選ぶのか?しかもなりすますなどの不法行為をしてまでもやることが良く分からないのである。
私の知っている外国人の方のほとんどがまじめであり、一生懸命働いている。しかし、形勢逆転となり、外国人を一律にがバッシングされるようになるのではないかと、恐ろしくなってしまう。
外国人も個別具体的に対処すべきである。
この記事のように、安易に同一視させるような記事には注意が必要である。

6人部屋17人閉じ込め提訴