外国人の在留資格・ビザ申請専門・届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋入管(名古屋出入国在留管理局)を中心にエンジニア、通訳の就労ビザ、国際結婚、特定技能・建設オンラインに関するなど書類作成・申請を行っております。
特定技能の外国人の賃金月額が集計され、公開されました。
17万4600円だったとのこと。
・外国人就労者全体は21万8100円
・技能実習生は16万1700円
となっており、技能実習生に近く、就労者の2割少なく、格差は大きい。
???元来の特定技能創設の意義に比べるとお粗末な結果と言えなくもない。
その理由は、特定技能者の年齢が低く、かつ、継続年数も短いからとしている。
そんなの初めからわかっているのに・・・それも踏まえての創設されたのではなかったかと思う。
ちなみに、一般労働者は30万7700円であり、正社員は32万4200円で、正社員以外は21万4800円と1.5倍の格差があるが、これでも2005年以降では最少だったようだ。
4月1日より中小企業でも同一労働同一賃金になったこともあり、この格差の是正は進むと思うが、正規雇用者の賃金が下がるだけで、非正規はそのままになるという改悪にならないように祈りたい。