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日経新聞の10月25日の記事です。
先日、日本からベトナムへコロナのワクチン提供のニュースを伝えたばかりですので、この記事は関連続報的な感じになりますね。
新型コロナウイルスの水際対策で外国人の来日足止めが続くなか、外国人技能実習制度での就労を目指すベトナム人の間で不安が広がっているとしている。
この不安とは、これまで、再三再四マスコミに取り上げられている渡航費用など技能実習生として働くまでのコスト面と、日本に来てからの実習生に対する不当な扱いなどである。
マスコミは、コロナ禍のため日本に来ることができないことを取り上げられていたが、今回はベトナム国内での雇用状況の悪化を伝えている。
ジャパニーズドリームという煌びやかな一面と、長時間労働、賃金未払いなどの地獄とも捉えることができる側面があるのがこの技能実習制度であると感じる記事の内容である。
技能実習制度についての記事の中に、優れた外国人材に敬遠されかねないとしているが、技能実習生は優れた技術者になるために日本に来た外国人であるのに何か妙な感じを受ける。
さらに、中国との人材争奪戦が起こるとしており、それに勝つには高い給料の提示が必要としている。
技能実習は、どちらかというと、労働条件が厳しく、さらに賃金単価も安いのが現状である。
新たにできた特定技能は、賃金単価を含め労働条件は技能実習生のそれよりもエンジニアなどの高度専門職との中間的な役割を果たし、それに近いマージンを得ることができる。
しかしこれも、そのほとんどが技能実習生からの変更が多い。
記事は、外国人を雇用の調整弁とも伝えている。