NEWS 在留外国人 ベトナム人が急増 全体の15%余 中国に次ぎ2番目に(NHK)

外国人の在留資格・ビザ申請専門・届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋入管(名古屋出入国在留管理局)を中心にエンジニア、通訳の就労ビザ、国際結婚、特定技能・建設オンラインに関するなど書類作成・申請を行っております。

すでに周知の事実という感じではありますが、改めて報道されると実感がわきますね。

1位 中国 77万8112人
2位 ベトナム 44万8053人
3位 韓国 42万6908人

中国人の多さが際立っていますね。
ベトナム人は留学生、技能実習生が多くを占めているため、期間が来れば本国に戻ることが前提となっているため、状況によってはある時を境に一気に減少することが考えられます。

もう1つ、不法滞在などが原因となる国外退去のデータも記されています。
1万5875人が国外退去処分されており、このうちの7割近いおよそ1万1000人が農業や建設業などで不法に就労したとされています。
この2つの分野は、人手不足、3K職種とされていますが、人が生きていくためには欠くことのできない産業でもあります。

実際に強制送還された人は5450人で、新型コロナウイルスの影響で航空便が減少したことから、前の年の半数余りにとどまったとされていますが、問題が先送りになっただけなので、コロナの影響が減少するに伴い増加することになります。

外国人が日本で暮らしているにはそれなりに理由があります。
外国人本人の事情もあるけれども、日本に呼び寄せている側の問題もある。
お互いに心地よく暮らしていくためには、双方を理解していく必要が大切なのは言うまでもないが、制度そのものの見直しも素早く、適切に運用されなければならないと思う。

在留外国人 ベトナム人が急増 全体の15%余 中国に次ぎ2番目に