在留資格・ビザ申請 行政書士の佐々木です。
日経の記事より、
6月末時点の在留外国人数が263万7251人、前年末より7万5400人増、過去最多となった。
◇在留資格別の内訳
永住者→75万9139人
特別永住者→32万6190人
留学生→32万4245人
技能実習生→28万5776(17年11月に介護が追加された効果もあり4%増)
◇国籍別
中国→74万1656人
韓国→45万2701人
ベトナム→29万1494人
ネパールなども大幅に飛躍している。
◇都道府県別
東京都の55万5053人、愛知県、大阪府など大都市圏が続いている。
◇外国人入国者数(1~6月)は1538万8630人。前年同期比:15%増。
就労目的で入国する人が多く。観光などの短期滞在も増えた。
ここからは、社会問題でもある不法残留者数の統計である。
7月1日時点の不法残留者数は6万9346人で、1月1日時点と比べ4%増。
国籍別では、人数は、韓国、次いで中国、ベトナムの順多く、インドネシアが31%、ベトナムが23%と大きく増加していると、記事は締めくくっている。
在留外国人の全体11%を技能実習生が占めている。留学生の方が、1割程度多いが、接近している。
ベトナム、ネパールの方のほとんどが、ジャパニーズドリームを実現するために来日していると思われる。
今後、在日外国人と共存共栄を図るうえで、こういった現象、数字に裏付けられた実態を考えた対策を考えていかなければならないだろう。