NEWS 出稼ぎタイ人は「小さな幽霊」、韓国で数百人が死亡 (ロイター)

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2015年以降、少なくとも522人のタイ人が韓国で死亡していた。
このうち84%が、タイ語で「小さな幽霊」と呼ばれる不法な出稼ぎ労働者。
死因は10人に4人が不明とされるが、残りが健康関連、事故、自殺。
韓国の雇用労働省や法務省、外務省などの関係省庁は、データについてコメントを拒んだ。
バンコクの韓国大使館はコメント要請に反応していない。
タイと韓国は、1981年から一定期間のビザ免除協定を結んでいる。
タイでブローカーに高額の手数料を払う。
結論はあらかじめ出ているみたい。わたしたちは小さい幽霊で、(タイ政府にとっても)違法にここに来るのを選んだのだから、我慢しろということ。
タイ政府は近年、啓蒙ビデオ作成や、たちの悪い人材採用ウェブサイトの取り締まりなど、海外での不法就労を防ぐ措置をいくつか導入した。と、記事は伝えている。

自国で働くより高額な賃金に魅せられて海外で働くことを選ぶ労働者。
そして、その労働者に仕事を紹介する自国のブローカーが存在する。
働く国は、その国で働き手のいない、少ない3K職業や人気のない仕事を出稼ぎ労働者に託すという構造である。
問題なのは、その後も不法滞在で労働し、病気などになり経済的にも破綻し、命も落とすことにある。
自己責任とも言えなくもないが、ブローカー(仲介)への取り締まり、教育も必要であると言える。
今回は、韓国で起こっている案件ではあるが、日本でも同様に技能実習生、留学生の就労のあり方にも共通するところはあるように思える。

国際的な問題であると言える。