NEWS 上場ゼネコン大手4社/21年3月期決算/端境期にコロナ禍重なり全社減収減益(建設工業)

外国人の在留資格・ビザ申請専門・届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋入管(名古屋出入国在留管理局)を中心にエンジニア、通訳の就労ビザ、国際結婚、特定技能・建設オンラインに関するなど書類作成・申請を行っております。

オリンピック開催の是非、ワクチン予約の争奪戦、路上呑みなど社会現象は次々と現れ変化していますね。
そのコロナ自体も、新型と言われていたのがいくつかの変異株と変化し増加していますが。

さて、この記事もコロナ禍の影響を受け、減収減益になったという決算記事です。
コロナと言えば、許されてしまうなんて、甘いことは本来ないはずですが、実際には「仕方がないよね」的な感覚の方が多いような気がします。
その例として、若者の路上呑みが上げられます。
これは、ストレスが溜まっちゃったし、居酒屋もやってないから、この方法しかないじゃん的な甘えとしか思えませんが、何となく気持ちもわかるという人もいることからも分かります。
小汚いおじさんが、コンビニ前で酒盛りしていると、同じような扱いにはならないはずですけどね。

この記事によると、先行き不透明感から厳しい競争環境が継続しているとしています。これが、コロナ禍ということですね。
一方で、業績の悪化は数字そのものを捉えるだけでは分からないとも言っています。着工間もない工事が多い端境期であることを上げています。売上、収益になる前の段階ではあるものの、投資は先行している状況と解釈しました。
今後は、国内で大型建築工事の施工が本格化するのに伴い、売上高は持ち直していくと見られるとしています。
さらに、工事採算を示す単体の完成工事総利益(粗利益)率は4社とも12~14%台を維持したとしており、すごいなと思います。
しかし、どの文章もプラスコロナの先行き不透明というのが付いて回ります。
そして、ここでもなぜか(そうでもないか)、DX(デジタルトランスフォーメーション)などで生産性向上を図り、採算を高める方向になりそうと締めくくっています。

私の記事の感想、感触としては、建設業界、決して悪くないな、寧ろ希望が持てると感じました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)を使うとはどういうことなのだろうと、自分自身への宿題もできましたけれど。DXは機会があればその時に。

建設工業新聞  5月17日 3面記事掲載