記事 現役高校教員が『過重労働で適応障害』大阪府に賠償求めた裁判(MBS)

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毎日放送さんの速報記事です。

長時間労働で適応障害を発症したとして大阪府立高校の教員が大阪府を訴えた裁判で、6月28日に大阪地裁は府に対し230万円あまりの賠償を命じました。

34歳の高校で地理歴史を教える教師であるが、クラス担当にラグビー部顧問、そして海外留学の案内役という今どきの仕事もあり、月に時間外労働を120時間を超えていたという。
そして、これが原因で適応障害になってしまったわけだ。

この記事のポイントは、
①上司である教頭、校長が仕事を適正に割り当てなかった。
②大阪府側は時間外勤務は自主的・自発的であるとしている。
結果として、訴えた教師の請求が通り、230万円あまりの賠償を命じたとある。

裁判の判決は、管理職が「漫然と体を気遣う声掛けをするのみで抜本的な業務負担軽減策を講じなかった」としている点で評価したい。

なんでもかんでも、自主的、自発的として何もしなかったということ。
これ、少し前のいじめを放置してきたことにもつながっていると思う。
学校教育、公的機関は正しい評価もできているのかも、疑問に感じてしまうが、この判決で少しは変わっていくような気がする。

校長らは体制を整えて、この先生の病気が治り、再発しないようになるといいと思う。

【速報】現役高校教員が『過重労働で適応障害』大阪府に賠償求めた裁判「教員が勝訴」府に賠償命じる「管理職が適切な策講じなかった」大阪地裁