記事 技能実習制度は「現代版の奴隷」…2年以内の廃止目指す 支援ボランティアがプロジェクト(東京)

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少々、過激な見出しの記事ですね。
記者会見の場で、「実習生は現代版の奴隷だ」と強調したそうです。
とはいえ、これまでも再三再四言われてきている内容で目新しいことはない。
ただ1つ、参加者のほとんどが若者であるという点だ。
高校生から大学院生の約15人という。
この点は評価されることだと思う。
訳知り顔の実際にはアクションしない大人たちではないことが「ひょっとしたら何かが変わるかもしれない」と思わせます。
さらに、2年以内に廃止を目指すとしているのも、決意のような、算段ありという感じもします。
代表者は、制度の問題点もさることながら、セクハラや理不尽な業務変更など後を絶たないことに制度廃止を実感しているという。
これでは、奴隷と言われても仕方がない。
しかし、劣悪な条件、人権無視をしたような企業は少数派である。
最低賃金は守っている企業がほとんどであり、悪い企業は技能実習生だけでなく日本人に対しても同様な場合が多い。

国は、技能実習生の限界、労働条件の改善を主に特定技能の制度を設けた。
こちらは、賃金は、最低賃金ではなく日本人労働者と同等としている。

全ての制度の見直しや廃止を要求するよりは、就業先企業や呼び寄せした者に厳しい罰則を科す方が効果的だと思う。
技能実習制度は少なからず、一定の成果を上げていることも忘れてはならないことだと思う。

技能実習制度は「現代版の奴隷」…2年以内の廃止目指す 支援ボランティアがプロジェクト(東京)