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ここ数日の、技能実習生等に関する記事です。
NHK、日経の記事になります。
・ベトナム人技能実習生暴行 医師に“自転車で転んだ”虚偽説明(NHK)
・ベトナム人実習生に労働組合の脱退促すメール 技能実習機構(NHK)
・花畑牧場を入管庁が調査 特定技能雇用に厳格要件(日経)
上記3件の記事は、いずれも外国人側が被害者と言えるものです。
外国人が犯罪を犯した、不法滞在していると言った記事が多いのですが、次に多い受け入れ側の対応に関するものでした。
1番上の医師に虚偽の説明に関しては、不可解な面もあります。
技能実習生が、「男性はみずから日本語で、ケガの状況を伝えることができなかったため、労災として申請されませんでした。」とありますが、本国で、日本へ入国してからかなりの時間をかけて日本語を勉強をしなければなりません。そのため、生き死にとまでは言いませんが、身体上の健康には大きな影響があったと思います。
さらに、2年間に及ぶ暴行で、医師が自転車に転んだで済まされるのでしょうか?この医者は、きちんと診察したのでしょうか?
日本語ができない実習生を責めるのは良くないのかもしれませんが、この状態を放置しておくのは良いとは思えませんし、何もしなければ同じような犯罪は起きると思われます。
労災隠しとありますが、こちらも日本語で自分の身体の状態を伝えられない外国人ができるのでしょうか。
不思議な記事でした。
花畑は今度は、特定技能で騒ぎになっています。
「リスクを理解していない企業も多い」と記事にありますが、どのリスクなのでしょうか。
こういうことが続く企業にリスク?と思ってしまいます。
少しでも、日本で働く・暮らす外国人が平和で過ごせることが、日本の発展や安全健全に寄与すると思います。
悪いことをする方には、悔い改めて欲しいものですね。