記事 国勢調査の学歴に「小卒」新設したら全国で80万人…50代以下は外国人が過半数の2万人

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わたしが、常日頃から気にしていたことが現実になっている。

この数字は、外国人だけに注意すると飛び抜けて多い数字である。
日本で暮らす外国人は、288万人となっている。
つまり、約1%程度の人が義務教育を受けずにいるということになる。
就労する外国人の数は128万人となっている。
うち、技人国は28万人、技能実習生38万人は在留資格の性格上、小学卒ということはないため、残りの60万人のうち2万人が対象と考えると、1%のシェアではないことは明確であろう。
30人に1人が小卒ということになる。

もちろん、学歴だけで人を判断すべきではないし、その人が学びを放棄していたわけではないだろう。

このことは、労働条件などの面でも不公平な扱いを受けている可能性が高い。
日本語が話せないだけで、昇給などもできないなどの問題があることも、ブログで取り扱ているが、それ以上にインパクトがある。

さて、今更感のある年齢の人もいるわけだが、国は夜間中学を有効活用できるように力を入れていくとしている。

今年の4月現在では、15都道府県に40校の夜間中学がある。
政府は、すべての都道府県と政令都市に夜間中学設置するという。

インターネットなどの環境も利用できるわけであるから、この点も大きく強化してみるのはいかがだろうか。すでに、検討はしていると思うけれど。
もう1つは、経済状況や家庭環境の問題で、通えない人を救っていく必要があると思う。

国勢調査の学歴に「小卒」新設したら全国で80万人…50代以下は外国人が過半数の2万人 読売