外国人の在留資格・ビザ申請専門・届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋入管(名古屋出入国在留管理局)を中心にエンジニア、通訳の就労ビザ、国際結婚、特定技能・建設オンラインに関するなど書類作成・申請を行っております。
3月26日金曜日、昨日より公募要領(第一回)が公表されました。
詳細は下記のホームページをご覧ください。
◇事業再構築補助金◇
簡単にいうと、コロナ禍における需要・売上減(回復困難)に対して、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済を下支えする政府による施策ですね。
思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を応援するとのこと。
公募するにはいくつかのハードルがあります。
①売上が減っている
②思い切った事業再構築に取り組む
③支援機関と事業計画を立てる
④GビズIDプライムを取得する
などです。
④のGビズIDプライムって、何?という感じですね。
簡単に言うと、
「1つのID・パスワードで様々な行政サービスにログインできるサービス」
なんだか、マイナンバー(カード)に似ていますね。
アカウントは下記のサイトで取得できます。
◇GビズIDプライム◇
見るだけでも面倒な感じです。
Q&Aもありますし、比較的丁寧な説明にはなっております。
そもそも、支援機関と事業家計画を策定しなければならないとされていますので、そのちらの支援機関を見つけて相談しながらするとよいでしょう。
しかし、ある程度のことは自分自身で把握しておく必要があります。
その理由は言うまでもありませんね。
卒業枠とか、金事態宣言特別枠とかあるけれども、結構複雑です。
ところで、Q&Aをみて、
Q22の補助金の支払いはいつ頃か。 については、要注意です。
原則、補助事業実施期間終了後(採択決定から1年程度経過後)に、事業者による支出経費の証憑を確認した後に支払いが行われます。なお、一定の条件のもとで、概算払制度を設ける予定です。
と、なっています。後払いが原則のようです。
いろいろな気になることがQ&Aに記されていますので、一読しておくことをお勧めします。
コロナ、変種、パラオリンピックどうするの???外国人も含めて出入国の往来などなど、まだまだ影響は続きそうなコロナ感染、緊急事態宣言ではありますが、補助金など政府の施策の活用しながら、最後は、自分自身で考え行動しなければなりません。
それまでの決断に至る情報収集などはできる限り、自分でもしておくことが大切だと思います。そして分からないところは、信用できる(ここ大事です)専門家に聞くことも、正しい判断になるための重要なポイントだと考えます。
止まない雨はない。いつ止むのかなのですが、それまで・晴れる日まで、お互い頑張りましょう。