強制退去後の日本への在留資格申請について

外国人に関する、在留資格・ビザ申請 届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋を中心に、愛知、三重、岐阜、静岡県に対応しております。

先日、不許可になったお客様からのご相談です。
詳細は、割愛しますが、約7年前に強制退去になり自国へ強制送還されたそうです。違反としては、法第24条3の5のロです。
今回はその内容ではなく、この事実が時効となり消えているとの認識をしているという事です。
退去強制の1つに、上陸拒否期間として5年間日本に入国できなくなります。
裏を返して、5年が過ぎてしまえば、記録が消滅されるとか、クリアになり何もなかったようになるように勘違いしてしまう人が思いの外多くいます。
その上で、申請書を作成する際に、その事実を記載せずに申請してしまいます。
これでは、申請は不許可になります。
事実と違うこと、また、その退去に至った経緯を反省していないと思われてしまいます。そういう方を、入管の審査官は許可を出すと思いますか?
申請人1ページ目の19他の箇所です。
今回のケースは、きちんと対応していれば許可が出る可能性が高い案件でした。
再申請は、今後、色々な角度で判断しなければなりません。
私は、その方が日本に来ることは、本人を取り巻く人たちや環境にも、また、日本にとっても良いことと思います。
何とか、来日し、生活できるようにと考えております。

では、どうすればよいのか?
まずは、虚偽の表示をしないこと。
そして、気になることがあれば、包み隠さず専門家に相談してみることをお勧めします。また、都合の良い方にばかり考えずに、色々な角度で検討することを忘れてはなりません。
ちょっとしたことが、大きな痛手となってしまうことがあることを忘れずに。