建設 全国建設業協会会員企業の倒産状況 2020年の倒産数は40件で、前年より15件減少

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建設工業新聞3月12日の記事によると、全建(全国建設業協会)が実施した会員企業の倒産件数は40件であり、前年より15件減少したとある。
直近10年では2番目に低い水準となった。
土木が31件と偏りがあり、資本金別では1000万円~5000万円クラスの倒産が最多で35件。
倒産原因は受注減少が最も多く、形態別にみると内整理が20件、破産が15件となっている。

減少となった要因として、コロナ禍ではあるものの、金融機関の実質無利子・無担保の新型コロナ対応融資を実施したり、持続化給付金など国を挙げた支援策が企業の資金繰りを支え、倒産抑制につながったと見られるとしている。

受注減が原因ではあるため、融資はいずれは返済しなければならず、一時的な延命策にならないように次の一手が必要となると思う。