報道 技能実習法に基づく行政処分等を行いました(厚労省)

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令和4年11月29日(火)付けの厚生労働省の報道発表資料です。

法務省と厚生労働省は、令和4年11月29日付けで、アジア経済研究協同組合、ミリオン協同組合に対し、監理団体の許可の取消しを通知しました。また、同日付けで、中小企業地域振興事業協同組合に改善命令を行いました。

中小企業地域振興事業協同組合という名称から公的な組織をイメージしてしまいますが、鹿児島を拠点とする監理団体のようです。
日本語を拠点としているとあります。

では、どんな改善命令をされ、その原因は何だったのでしょうか。

処分内容を見ると、技能実習法第36条第1項の規定に基づき、令和4年11月29日をもって必要な措置をとるべきことについて改善命令を行ったこと、とあります。
少し、追っていくと、第36条は、下記の通り。
○第三十六条(主務大臣の指導等) 法第二十七条第二項の規定により読み替えて適用する職業安定法第三十三条の六の規定により法務大臣及び厚生労働大臣が行う指導、助言及び勧告は、書面により行うものとする。
○第二十七条 法第二十三条第三項(法第三十一条第五項及び第三十二条第二項において準用する場合を含む。)の主務省令で定める書類は、次のとおりとする。
二 監理事業に関する資産の内容及びその権利関係を証する書類
○第三十三条の六(厚生労働大臣の指導等) 厚生労働大臣は、労働力の需要供給を調整するため特に必要があるときは、厚生労働省令で定めるところにより、職業紹介事業者に対し、職業紹介の範囲、時期、手段、件数その他職業紹介を行う方法に関し必要な指導、助言及び勧告をすることができる。
よくわかりませんね。

改善命令となった原因は、技能実習生の旅券等を保管していたことから、監理事業の適正な運営を確保するため、技能実習法第36条第1項に規定する改善命令を行う必要があると認められたためとあります。
パスポートや在留カード(ビザ)を扱っていたようですね。
私も入管への申請の際には、一時的にお預かりをしますので、他人事ではないですね。この場合は、恒常的に預かっていたと推測されます。
逃げ出したりしないように対策をしていたことが考えられます。
処分内容 は、技能実習法第36条第1項の規定に基づき、令和4年11月29日をもって必要な措置をとるべきことについて改善命令を行ったとあります。
具体的にどうのようなことを行なったのかは記載がありません。
パスポートを預かっているようであれば、技能実習生本人に返したのだろうと思われますが、推測の域をでませんが。

その他では、技能実習計画の認定を取り消された企業等が13あります。
同じような理由で、多いのは労働安全衛生法違反、実習法違反の計画を守っていないなど、人権を著しく侵害する行為を行った(実習実施者名:株式会社ティオ)などもあります。どのような人権を侵害したのか、気になりますね。
今後の実習生へのフォローもして欲しいところです。

技能実習法に基づく行政処分等を行いました

◆参照条文(令和4年11月29日 技能実習法違反)