備忘録 労働法に関する優先順位について

外国人の在留資格・ビザ申請専門・届出済み行政書士の佐々木健一事務所です。名古屋入管(名古屋出入国在留管理局)を中心にエンジニア、通訳の就労ビザ、国際結婚、特定技能・建設オンラインに関するなど書類作成・申請を行っております。

労働基準法>労働協約>就業規則>労働契約
あれ?
労使協定がない?
労使協定は、労働者と使用者の間で結ばれた「約束事」なので、民事的な効力がない。
労基法では認められない労働条件であっても、労使協定を結ぶことで法律で罰せられることが無くなるという免罰効果が得られるだけである。例)36協定

・労働基準法 労働条件に関する最低基準を定めた法律
・労働協約 労働組合と使用者が、労働条件などの労使関係に関する項について合意した取り決めを、労働組合法に則って締結されたもの
・就業規則 会社の基本ルール、会社の労働条件を決定したもの
・労働契約 雇用される側(労働者)と雇用する側(使用者)をつなぐルールのこと
⊡労使協定 働者と会社間で取り交わされる約束事を書面契約した協定のこと