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先日の無料相談会で気になったことです。
美術品などの価値が分かりづらいものを相続する場合の注意点はどんなもの・ことがあるのだろう?
美術品等の評価額は国税のホームページでは次のように記されています。
美術品、宝石、ブランド品、その他これに類する動産について、その真贋鑑定を行い、鑑定書又はそれに類する証明書等を付すことでその価値が高まると認められる場合は、鑑定人等に鑑定を依頼するものとし、また、見積価額が比較的低額と認められる財産で、適当な取引事例があり評価可能と認められるときは、精通者意見等を参考にするなど、合理的かつ簡易な方法で評価して差し支えない。
なお、美術品等の評価に当たっては、その種別、作者別、年代別等による市場価格又は類似品の取引における価格を参考として評価すること。
よくわかりませんね。
①本物かどうかを調べる
②鑑定書、証明書などで価値が高まるなら鑑定に鑑定してもらい、比較的定額であれば「精通者」意見等でよい。
③評価は市場価格か類似商品の取引価格を参考にする。
ということかな。
注意書きもあり、箱とか鑑定書がない場合は、値が下がるから気をつけてねともある。
さらに、牛や馬なども同様に評価するらしい。
税理士さんのサイトでは、2つの評価額あるとし、
売買実例価額と精通者意見価額としているので、先の②③のことだと思う。
さて、結局どのようにするか?
鑑定士に評価をしてもらうのが一番最初に行うことになると思います。
そのためには、リスト化しておくことをお勧めします。
次に、相続税が発生するか否かですね。
現行の相続税は、基礎控除があります。
3000万円➕(600万円✕法定相続人の数)となります。
2人ならば、3000万+1200万で4200万円を超えると発生します。
相続人が2人なら4200万円超えたら、税理士さんに相談することを考える必要があると思います。
すべての相続財産ですよ。美術品だけでの金額ではありません。
安価な美術品は相続税の計算する際は、家庭用財産(家具家電などの一般的な財産)に含めるそうです。
いずれにせよ、価値がどれくらいを知る必要があると言えます。