ブログ 建設キャリアップについて(NEWS他)

名古屋で入管への申請・相談、外国人のビザのことなら名古屋ビザ申請コム(行政書士佐々木健一事務所)にご依頼ください。

昨日、日本行政書士会にて、建設キャリアアップシステム(CCUS)登録行政書士の研修が行われた。
在留資格において、建設分野の特定技能・技能実習については建設キャリアアップシステム登録も義務化になっている。
私も数は多くはないが、事業所、技能者の登録をさせて頂いている。
このキャリアップの申請は、建設分野に関係する者のみとなっていた。
これを行登録行政書士には、事業所と同様に取り扱えるようになったということである。(代行申請)
これまでは、代理登録と呼ばれ事業者IDを持っていない者が、CCUSの新規登録画面により、本人に代わって必要なデータを入力していた。
簡単に言うと、登録に関して行政書士そのものがIDを取得し、建設業者と同様に申請ができるようになる。

代理申請は今後も可能である。
代行申請に比べると代理申請は、揃える書類が増える、システム入力の手間が多いなど負担が多いため、行政書士に依頼する場合は代行申請が主流になると思われる。
この代行申請のシステムでは行政書士も事業者登録料(5年毎)、管理者ID利用料(毎年)が必要となる。
この費用は、行政書士が負担するものではあるが、結果としてはお客様からの報酬に反映されることになる。
あえて代行申請を創設する必要があるのだろうか?とも感じる。
行政書士としては、仕事(業務)が増えることにもなるので、ありがたいことではあるかもしれないが、建設業者、技能者にとっては少なくとも金銭コストは増えてしまうだろう。
もちろんメリットもあるのだが、どちらかといえば、運営者、行政書士の方が恩恵が多く、建設業者等はそれに比べて少ないように感じました。

当事務所においては、今後、登録行政書士としての業務も行う予定ですが、従来どおりの代理申請も行いますので、お客様の都合でご依頼いただけます。

参考までに
建設分野の技能実習生に受入人数枠 建設キャリアアップシステム登録も義務化へ