ブログ 帰国困難者の取り扱いの現状。

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上海では連日、感染者数の更新が目を引くニュースとして報じられていますし、ロシアのウクライナ侵攻、円安の進行などもあり健康面、政治面、経済面で日本への影響も少ないですね。
一方で、帰国者や留学生、技能実習生などの新規入国が緩和されるなどもあり、国際便の発着も増えているようです。

まだ、入管のHPでも「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により本国等への帰国が困難な外国人に係る在留諸申請の取扱い」として、特定活動の在留資格が付与されています。
あくまでも帰国困難であることを理由に変更、更新されているため申請時に提出する理由書には、「航空便の運航状況が改善するなどし,帰国が可能となった場合は,速やかに帰国 します。 」という一文があり、チェックを入れるようになっています。

そのため、いつ、解除されるかによって、帰国日が決まってきます。
少からずとも、帰国ができる状態となった場合には次の更新はされなくなる可能性が高いと思われます。
さらに、日本へ来ることが容易くなる国ほど、裏を返せば戻りやすくもなるということになるため、帰国することになるといえます。

ある程度、準備をしながら日々を過ごしておくことが大切だと思います。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により本国等への帰国が困難な外国人に係る在留諸申請の取扱い

新型コロナウイルス感染症の影響により帰国が困難な中長期在留者及び元中長期在留者からの在留諸申請の取扱いについて

理由書 コロナ禍