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関西テレビ「報道ランナー」2022年5月10日放送の記事を見て。
児童養護施設に関する記事がありました。
とはいえ、児童養護施設に関しての取材ではなく、そこで暮らす人暮らした人を紹介しています。
児童養護施設は、保護者のない児童、被虐待児、環境上養護を必要とする児童を入所させて養護し、退所した者への相談や自立のための援助を行う児童福祉法による児童福祉施設です。
児童養護施設を出て生きる少女 自立を目指す葛藤の日々 求められる「退所後のサポート」と題したこの記事は、グッとくるものがあります。
福祉に関する仕事をしている人は、少なからず何かを感じることができると思う。
この記事では、ケアリーバー(児童養護施設を始めとした社会的養護から離れた元児童)2万人に取材をしたところ5人に1人が退所後のサポートがなかったと答えています。問題が無いとはいえませんが、改善を目指す必要がありますね。
この記事に出てくる「みる」さんは、その中では救われている側の1人とも言えます。退所後に元関係者が状況を見かねて施設へ再び連れ戻しています。
ここでは、施設出身者を雇用する有志の取り組みに参加していた人材派遣会社の社長と知り合うことで大きく前進していると感じます。
成人式のやり取りは、そうなのかと気付かされます。
この会社にアルバイトで入社後も単に順調だったというわけではないようです。
半年近くが過ぎたときに、突然、無断欠勤をしたようです。
この様子は記事を見てもらうほうが良いかな。
◇児童養護施設を出て生きる少女 自立を目指す葛藤の日々 求められる「退所後のサポート」(関西テレビ「報道ランナー」2022年5月10日放送)◇
コロナ禍の対策、障害者への助成なども必要だとは思いますが、貧困そのものを自身の責任ではなく負っている子どもたちへの支援は今まで以上に厚くしていく必要を感じますね。
最後に、お母さんとの別れに対して「最初のころは待ってた、小1、小2ぐらいまでは。分かってくるやん、自分で。もう会えへんのやなと思ってた」、このコメントは泣けます。