キーワード メタバースってなに?

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メタバースという言葉を最近良く耳にします。
他にもSDGs(エス・ディー・ジーズ)、DX(デジタルトランスフォーメーション)なども似たような横文字言葉でテレビなどのマスコミやオピニオンリーダーと呼ばれる人たちが多用しそうな言葉ですね。

用語としては、超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語であり、SF作家の小説に登場する架空の仮想空間サービスの名称だったようです。

さて、メタバースはウィキペディアによると、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、3次元の仮想空間やそのサービスを指すとされています。
IT、IOTなどと同じようなインターネットを用いた商業空間ということも知っておくことが大切であると思う。

つまり、新しい言葉にはそれを運用(利用)する事により、利便性が増すことが考えられ、一方でこれらが共通概念になってくるといよいよ遅れ気味な方たちに猛烈な商業アプローチがかかってくることになる。
例えば、SEOなどがその1つである。
HPを作成するとやたらと営業電話がかかってくることがその例として分かりやすいかもしれない。(私だけかも)
HPの多くは集客を狙ったものが多いとも思うが、別の理由の場合もあり、当事務所は、集客よりもクライアント様への信頼を担保するものとして作成している面が大きいのである。

このメタバースの技術を生かして、「ひきこもり」支援をする試みをする研究が始まったそうだ。
詳細は、下記に記事を貼っておきますので、興味のある方は御覧ください。

この記事では、「ひきこもり」を少しまとめて捉えているような気がする。「ひきこもり」である特性が他人と接するのが苦手と考えているのである。本当にそうなのだろうか?
厚生労働省でも「ひきこもり」は様々な要因が背景になって生じているとしています。
統合失調症、パーソナリティ障害、適応障害、気分障害などの精神疾患の場合においてこの試みは良いのか、と感じてしまいました。

この取組は素晴らしく、一定の希望が見えてくることも事実ではあり、このプロジェクトに関わっている人たちは細心の注意を払っていることは間違いないと思います。

一方で、この記事を鵜呑みにし、商売(ビジネス)へと発展させていく金儲け主義な企業の存在が新たな問題を生むような気がします。

メタバースで「ひきこもり」支援 〝分身〟で就労相談しやすく(西日本新聞)
ひきこもり施策について(厚生労働省)
ひきこもり・不登校に参考になる医師のページ